寝違えとは

一般的に「寝違え」と呼ばれる症状の多くは首まわりの靭帯や筋肉に損傷や炎症が起こり、痛みが出ます。骨の問題ではない為、病院でレントゲン検査をしても異常はみつかりません。症状の度合いは、数時間から１日程度で治るものから、1週間程度まで続くものまでさまざまです。

寝違えが起こる原因

頸椎と肩甲骨を結んでいる筋肉が正常な収縮の動きが出来なくなっています。主な原因の筋肉は肩甲挙筋と胸鎖乳突筋です。夜間の寝てる間に露出した首すじが冷気で冷やされ症状に繋がることが多いです。

最近では生活習慣や仕事のスタイルの変化によって長時間同じ姿勢で座ってパソコン、スマートフォンなどを操作するのも悪い姿勢でずっと操作しているので、肩甲挙筋や胸鎖乳突筋に負担がかかります。日頃から肩こり、頭痛など症状に悩んでいる方は要注意です。

寝違えやすい人

お酒を飲み過ぎて酔ったまま寝ない

お酒で酔っている時は体が麻痺しているような状態なので、寝ている時に不自然な姿勢になっていても気づけないです。睡眠に支障が出ない程度に楽しみようにしましょう。

過度な疲労やストレスを避ける

過度に疲労がたまると血流が悪くなってしまうほか、深い眠りが続くことで睡眠中の寝返りが少なくなってしまいます。血流が悪いまま寝返りを打たずに同じ姿勢で寝続けると、寝違えるリスクが増してしまいます。またストレスが溜まった状態も、肩や首に力が入って筋肉を緊張させてしまう場合もあります。ストレスを溜め込まないことや、ストレスをうまく発散することも大事です。

うつ伏せで寝る方

うつ伏せで寝ていると、頭が横向きになります。これは首が不自然な姿勢のまま長時間固定されてしまったことによります。寝るときに姿勢としては首は真っすぐの状態になるように仰向けの姿勢で寝る事が一番首に負担がかからない寝方だと言われています。

水分やミネラルの不足

水分やミネラルが不足すると、首に限らずこむら返りや筋肉の痙攣が起きやすくなります。寝ている時に足がつりやすい人は要注意です。

Sakura鍼灸整骨院玉造本院の寝違えに対する施術方法

当院での寝違えに対する施術は土台である骨盤の傾きや歪みをまず確認してから、背骨の湾曲の状態など調整をしながら施術をしていきます。土台である骨盤に傾きや歪みがあると、頸椎にも異常が現れてしまい、首の周辺の筋肉（肩甲挙筋や胸鎖乳突筋）に負担がかかると考えているので骨盤からお身体を変えていきます。

また同時に鍼灸施術も行う場合も多いです。鍼灸の効果としては首周りの筋肉の血行状態を良くする効果や、経穴（ツボ）の鍼刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。などがみられます。鍼灸施術と整体施術を組み合わせて一日でも早く症状を緩和させて頂きます。